大阪育ちのナガサキが熊本ではたらくブログ

~東京生活を捨て、妻と子供と熊本へ移住をし、地方の可能性を発信する夢見がちな一般ピーポーの日々~

クレソンさえ食べておけばだいたいのことは何とかなる話

   

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クレソンの生産者さんとお会いさせてもらった。クレソンとは、ステーキとか頼んだ時に、たまについてくるパセリではない、ちょっとでかい葉っぱ的なあれだ。これで分からなければ、たぶんもう分からないやつだ。オランダガラシとも呼ばれており、食べるとちょっとした辛みがあるが、海外では肉と一緒に食べるのが一般的で広く流通している。クレソンを食べて、「あ、なんか、からし菜みたいなんですね」って言った自分を、「あ、そうです、からし菜の仲間です」って真顔でやり取りした感じの空気はなんだかシュールだった。

で、日本での流通はまだまだである訳なのだけれども、どうやら稼げる野菜の可能性を秘めているらしい。
理由は、
1.栄養価がおに凄い
2.保湿成分が強く化粧品とかにも使われている
3.生命力が強く育てやすい、無肥料無農薬でも出荷できる
4.流通量が少ないので、販売単価が下がりにくい
5.水が豊富でそれなりに涼しいところでないと育ちにくいので、どこでもやれる訳ではないが、熊本の一部地域はかなり良い
ということで、現時点では山梨県で半分以上が生産されているらしいが、どちらからと言うと足りない状況なので、作れば販売に困ることはない状況とのこと。

単純なぼくは、「えー、そんなん、バンバン作って、ガンガン売りましょうよ、山梨のシェアをひっくり返す勢いで、あたり一面クレソンにしましょうよ、生態系を狂わせるほど、植えまくって、鬼のごとく売りまくりましょうよ」とか思ったりする訳であるが、実際長年農家をやっている人からすれば、「そんな雑草みたいなもん作りませんよ、ちゃんとした野菜とか米作るんで」みたいな感じで、まだ大して相手にされなかったりするらしい。なので、今乗り出せば先行者になれる余地はあるのかもしれない。ガチで田んぼ探そうかなと思う。

で、その方は生産もするんだけども、クレソンもっと普及させないとそもそも頭打ちですよねってことで、クレソン市場を拡大させることを粛々とやっている。しかも、これもパクチー専門店的に一発当てれば、けっこー広がる可能性がある。だんだんと、取り扱うレストランとか食べ方とかのバリエーションが増えてきていて、日々、お!っと思うことがあるらしく、拡大を実感することが多いようだ。クレソンのマリネとか、だいぶおいしそうだった。

広がりそうな市場と、値崩れしにくい商品とか仕組みとか、そういうのって気付けるかとか、出会えるかとかも重要よなーと改めて思っていたりした。お会いさせていただいた方も、熊本出身だけども、30代なかばでクレソンに出会ってUターンみたいな流れだった。農業において、何を作るかってえげつなく対価と効率を決定づけるポイントなので、その意味でクレソンは優秀なんだと思う。あと、全然違うけども家庭用精米機で、精米したての米は、ありえないぐらい美味しくなるらしい。こだわって作られたお米を、一番良い形で食べてみたりしようと思っている。

ほな

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