大阪育ちのナガサキが熊本ではたらくブログ

~東京生活を捨て、妻と子供と熊本へ移住をし、地方の可能性を発信する夢見がちな一般ピーポーの日々~

0秒思考で「悩む」を「考える」にしてみると、人生進んでいる感が増したので愚直にやってみた方が良いのではと思う話

   

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DSC02331 一か月ぐらい前に東京でプレゼンをしてきた。熊本出身でもないくせに、熊本代表みたいなフリをしてやってきた。上下ファクトリエを着ていった。ほとんど知らない人ばっかりだったけども、みなさん、ちゃんと聞いてくれてだいぶ嬉しかった。ただ言うても、スベってる感はいささかあった訳なので、これからも出し切る日々を続けるしかないと改めて思い返す場にもなった。

で、そのプレゼンショーのトリが赤羽雄二さんだった。マッキンゼーでの14年間の経験を軸にして、出版したビジネス書は10冊を超えており、その中でも0秒思考は10万部を超えるベストセラーとなっている。僕はkindleで読んだである。

正直、赤羽さんが来られることをそもそも知っていたので、当日までけっこービビっていたりした訳だが、ぼくのプレゼン時間にいらっしゃるはずもなく、その点においてもサムい自分が居たりした。

赤羽さんのプレゼンは、さすがに凄みがあるというか、説得力があるというか、まぁ、ほんと非の打ち所がないとはこのことですなと、だいぶキマってらっしゃった。最も印象に残った点が、僕自身もシャープに勤めた経験があったことも含めて、「日本の名だたる電機メーカー7社の時価総額の合計が14兆円程度。アップルが約60兆円、グーグルが約50兆円。ここを何とかしようとこれまでやってきたけども、全体としては正直難しい。残念ながら、これからは個人として上位三分の一に入る力を持っているかどうか。もう、私はその力を持ってもらうが為の話しかしない」というような趣旨のことをおっしゃられていた。非常に分かりやすかった。

で、その為の第一歩であり、最も重要な行動が「考えること」であると。では、どうするか。A4用紙と、ペン(PILOT VCORN)を用意せよ、これだけで良い、これで0秒思考が出来るようになるんだと、これまた極めてシンプルな解決方法を提示してくれる訳です。ちょっと別だけども、最近安宅和人さんのイシューから始めよという本も読んだ。

この方もマッキンゼー出身であるけれども、最も重要なこの本のテーマが「悩むのではなく、考えよ」であった。赤羽さんも、これと同様のことをおっしゃられていたが、具体的に「考えること」をするにあたっては0秒思考の手法は非常に効く。めっちゃ良いトレーニングの仕方見つけたみたいな気分になる。実践してみて、これは良いと感じた点が下記。

0秒思考実践のルール
A4用紙を横置きにする⇒左上に考える事柄を記入⇒右端に日付を記入⇒考える事柄について4-6行で一行20-30文字を書く⇒これを一分以内に行う!
これを一日10枚、10分は行うようにする。
img_4a82acf700ed55b8b85ca0770ba33383179714 こんな感じになる。

1.悩みの実態が見えてくるようになる。
例えば、「今何が気がかりなのか?」みたいなことを、左上に記入すると、1分以内に気になることを、ダーッと書かないといけない。1分以内に書かないといけないので、ここは必死になった方が良い。そうすると否が応でも、何か書くので、例えばお金とか、人間関係とか、能力とか、環境とか、それに付随するものだったりが出てくる。そうすると、その出てきた各項目をまた左上に記入し、「〇〇の何が気になるのか?」みたいなことを繰り返すと、気になっていたのは、これこれこれで、それを解決するためには、これこれこれが必要ですみたいなところまでいく。ぼやーっとした、あーうーあーどうしよかなーだぁぁぁぁみたいなのは、かなり整えられるし、会社の勉強会とかでやろうと思う。

2.書くとスッキリする。
時間が1分では間に合わないので、PCで打つ方が速いでしょと、同じような作業をPCでやってみた。確かにそれっぽくなるのだが、なんとなく気持ちがスッとしてこないし、思考が冴えてこない感覚がある。紙に書くという行為は、非効率に思えるけれども、おそらくその非効率の中で思考するからこそ、深まることもあるんだと感じる。

3.考えるべきは何なのかが分かるようになってくる。
繰り返しやっていると、日常でも左上の項目に何を書くべきなのかと思考するようになるので、それこそ「イシュー」が何なのかを自然と探すようになった感覚がある。頭の中の左上に項目を入れられれば、あとはゴリゴリそれにまつわる事項を考えて出していけばよいので、うーんと立ち止まる時間は少なくなる。

4.考えた量が見える。
非効率にも全部書き出していくので、その結論に至るプロセスが自分でも非常によく分かったまま、維持ができる。考える能力を上げるみたいなことが出来ているかは正直まだよくわからないが、この量をこなすことは少なからず質に繋がっていると思う。

5.手書きに慣れてくる。
人に自分の意見を説明したい時、ホワイトボードとか、手元にあるメモ紙にあーだこーだと書いたりする。ぼくはそれがちょっと苦手で、重要そうな事項は頭に明確にあるものの、それを体系化して図にしながらその場でパパッとやっていくのは、うまく出来なかった。しかしながら、毎日A4紙に手書きをしていると、これって図にしたらどんな風に分かりやすく説明できるかみたいなのを試していくと、だんだんパターンが掴めてくる。おぉ、それっぽいですやんみたいなのが出来上がると、これ見よがしにホワイトボードの前に立とうとしたりする。まだまだ大したことないが、こういうことも変化の一端なので、時に嬉しかったりする。

 

 

赤羽さんのプレゼン終わりに、「課題解決に使えそうなことは非常によく分かったんですが、自分の軸を作りたいとか思った時にはどう活かしていくのが良いでしょうか?」という質問が会場からあがった、「スピードがとにかく重要。必死になってスピードを上げていく訓練をしていけば、おのずと答えは出る」という趣旨の回答をされておられ、確かに考える量をめちゃめちゃ増やして、それを短時間でこなしまくれば、これまでとは違った答えまでいけそうよなと、かなり納得した。

個人的には、運転中とかもぼーっとしているのが好きで、何にでも白黒と答えをつけていくことに対しても、いやー人間そんな簡単じゃないっしょー、理屈で分かっても心では分からんでしょーみたいに思っていたりは大いにする訳だけども、これからを三分の一の時代だとすると、それだけでもいけないんだろうなと思いつつ、飲みに行ったり、眠い日は0秒思考をサボりまくる自分を呪うのでした。

ちなみに赤羽さんに講演の感想のメールを入れたら、即返信をいただいた。すごい。。さすが、スピードは全てを凌駕すると言ってらっしゃるだけある。。

ほな

赤羽さんプロフィール
http://b-t-partners.com/akaba/index.php/profile

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