大阪育ちのナガサキが熊本ではたらくブログ

~東京生活を捨て、妻と子供と熊本へ移住をし、地方の可能性を発信する夢見がちな一般ピーポーの日々~

シン・ゴジラは絶対に観た方が良いという話

      2016/08/15

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シン・ゴジラを観てきた。熊本は地震の影響でショッピングモールに併設されている映画館のほとんどは復旧されていない。観たくても容易には手の届かない状況である。しかしながら、ゴジラ映画を子供の頃から見て育ち、エヴァの新劇場版は全てブルーレイで持っている自分としては、今回のはどうしても観なければならなかった。その為、高速を使って片道50km、約一時間かけてイオンモール宇城まで行った。払った高速代だけでも、もう一回映画が見れるのではないかという勢いだ。
内容については、素晴らしかった。庵野さんもゴジラが好きなんやろなと、勝手に思った。映画館にあらゆるグッズがなかったので、パンフレットも手に入れられなかったが、良いものくれたと余韻が残った。石原さとみの谷間も静止画にして一時間は眺めていられることを確信した。ネタバレは極力なしにして、良いと感じた点が下記。


ゴジラは昔から、ここぞという時に定番のBGMが流れる。これが、ないがしろされている作品が最近はあったような気がしているが、今回は極め所が完璧だった。更に、エヴァの定番BGMも随所に散りばめられていて、良い意味でファンの期待に沿った創り方が、忘れられない感をもたらす役目を果たしていた。

テンポ
エヴァで成功しているスピード感のある展開の仕方は、実写でも成立することが分かった。アニメに比べて視覚的な情報量が多いので、ストレスがあるかと思ったが、必要な情報だけがきちんと落ちてくる手法がどこかに隠されていて、付いていけるようになっている。子供のころは、とにかくゴジラが違う怪獣と戦うシーン待ちだったことを思い出しながら、間延びしない展開に時間があっという間に過ぎた。

フォント(デザイン全般)
文字を見るだけでも格好良いと感じられるデザインなので、もろもろのネーミングセンスや、ゴジラの両手の小ささとかも、全部相当計算されて創られているんだろうなと感動する。こういうのはやっぱり不思議で、なんでそれが格好良いと感じるのかって言うのは、どこまでいっても不思議。

リーダーシップ
日本の決裁プロセスとか、マインドとか、そのあたりが風刺的に表現されている。ゴジラのルーツにおいても、非常事態がやってくるというのは根っこにあるので、それを受けたリーダー達の反応とか、判断を分かりやすく可視化して、ストーリー展開の主軸に置けているのは、エヴァで培った経験とか想いがあったからこそ、表現したいものをより鮮明に浮かび上げられたのだと感じる。自分ならどうするか、みたいなのは問いかけられていたと思う。

 
これは、熊本だからか避難所の暮らしぶりのシーンが映ったりすると、なんか地震直後の時間を思い出して、うぐぐとなっていたりした。ゴジラでなくてもこういうことがある可能性を抱えているこの国は、改めていろんな意味での非常事態に対して、対処し続けていく力がこれから本当に必要となってくることを伝えられた気がした。それらを乗り越えるにあたっては、石原さとみが絶大なる威力を発揮することも、震えるほどに理解をした。

レイトショーが終わって、帰りの高速に乗っているとまったく気づかなかったが、震度4程度の地震があったようで、通行止めの表示が出ているような出ていないようなそんな雰囲気が流れていた。無視して進んでいると、降り口の2km手前で渋滞しており、そこから一時間足止めをくらった。非常事態に対処しなあかんとかかなり思い込んだ後にもかかわらず、自分の危機回避能力の無さを痛感することになり、映画と現実が交差したような瞬間に思い出すのは、やはり石原さとみの唇のことだけなのであった。

ほな

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