大阪育ちのナガサキが熊本ではたらくブログ

~東京生活を捨て、妻と子供と熊本へ移住をし、地方の可能性を発信する夢見がちな一般ピーポーの日々~

昆虫はすごいを書いた丸山宗利さんの情熱大陸をもう何度も見ている話

      2016/05/30

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長男が虫にハマっている。
暇があれば、手で作ったパリーフタマタクワガタとアトラスオオカブトムシを
戦わせている。なんともシュールである。そして、だいたいパリーフタマタクワガタが勝つ。そっちが好きらしい。
なので、たまたま録画していた情熱大陸の丸山教授の回を二人でもう何度も見ている。

放送されたのは昨年の10月頃。
http://www.mbs.jp/jounetsu/2015/10_04.shtml

丸山さんは、アリと共生する昆虫を中心に世界的にも有名な発見をいくつもしてきている。

結論、放送は何回見ても面白いし、飽きない。
それは、多分丸山さんがやっていることが途方も無い割には理解されにくいのと、
それ認める潔さ、映像から伝わってくる虫の生活の世界観がうまく合わさっているから
だと感じる。

例えば、ある虫を取ってきて、その虫の尾っぽの形と数がこれまで見つかっているのと
違うので、これは新種ですみたいな話がでてくる。
正直、素人のぼくとかは本当にどうでも良いレベルでの違いしかない。
それを本人も分かっているのか、人類の科学に貢献するとかは別に
今後も無いかもしれないと言い切る。ただ、好きだからやっていると。

他にも、
・キャプテン翼が流行ってて、みんなサッカーしているけど、自分は全く出来なかったので、校庭の隅っこで、ずーっとアゲハ蝶の幼虫観察してたとか、
・世の中なんでも単純化しようとされている。だけども、本当は分からないことだったり、
そんなに単純なことばかりじゃないはずなのに、それが認めようとされない、分からないまま受け入れるというのがあってもいいんではないか、
・研究室でも虫を扱っているが、自宅に帰っても観賞用にアリを飼っているとか、

おそろしくマニアックな世界なんだけども、他の追随を許さないぐらい熱狂しているのが分かるし、もうそれについて他人が何を言おうが自分には全く関係なく、世界の秘密に
少しずつ近づいていっているような潔さがあふれ出ている。
見た目はいかにもオタクな訳であるけども、人間としてだいぶ格好良い。

最後は、タイに出張研究に出て、ヒメサスライアリと謎の共同生活を送っている
ハネカクシを見つけるシーンになる。まったく違う生物同士がなぜ共同生活が
出来ているのか、まだほとんど謎であるとのこと。
何年も待ち焦がれた、ヒメサスライアリの引っ越しの瞬間に遭遇でき、
吸虫管という自作のキットで狙ったハネカクシを吸い上げていく。
しかしながら、国立公園内ということもあり、21時までの制限時間がやってきて
途中で採取を断念することになる。
その時の、泣きそうな表情があまりにも少年の雰囲気を残していて、
子どもの頃の自分もあんな顔で精一杯悔しがったりしていたのかなと、
年上の丸山さんの必死な姿にハッとさせられたりする。

子どもが幼稚園に行き始めて、やはり親としては他の子と比べてしまうことが意図せずとも今後あると思う。その時は、校庭の片隅でアゲハ蝶の幼虫観察しているよりは、
みんなとサッカーを楽しんでいる様子に安心したり、他の子達と同じように過ごしていることを是としてしまいそうな感覚すらある。それは、現在の日本社会で長いこと育ってきている身としては、ある程度仕方ない部分もあるんじゃないかとも思っている。
だけども、丸山さんを見ると、他人の評価なんてたかが知れてて、自分を貫き通すことの
大事さが伝わってくるような気がする。
他の誰でもない自分が何を成したいのかは、誰かに分かる訳でもないし、
誰に判断されるものでもないと思う。その意味においては、他人はあまり関係なくて
良いはずである。

知らず知らずの同調判断にまかれて、子どものあるがままを邪魔しないようにしたいなと
思いつつ、子どもらにも、したいことがうまく見つかってくれればと願う。
それにしても虫は面白い。ムカデ対アリの戦いとか人生で初めて熊本で見た。
ずーっと見れてしまう自分がいる。

ほな

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