大阪育ちのナガサキが熊本ではたらくブログ

~東京生活を捨て、妻と子供と熊本へ移住をし、地方の可能性を発信する夢見がちな一般ピーポーの日々~

漫才をやったら磨かれる生きる上で重要な5つの能力についての話

   

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高校時代を中心に4年間ぐらい、ちゃんと漫才をしていた。月に2-3回ぐらいは舞台に出ていたと思う。
ただ、過去に漫才をやっていることを開示することは、基本的に「不利」である為、おそらくやっていた人もあんまり打ち明けてないのではと思う。
なぜなら、「え?漫才やってたのに、あんまり面白くないですよね?」とデフォルトで言われることになっているからだ。
こんなひどい扱いは無い。

例えば、野球をやってたとか、サッカーやってたとして、
「え?野球やってたのに、あんまり肩強くないですよね?」とか、「え?サッカーやってたのに、完全に囲碁将棋部の顔ですよね?」とかデフォルトで言うかと。
しかも、野球やサッカーなら、ポジションはどこだとか、どの選手が好きだとか、チームがどうだとか、練習メニューがどうだとか、組織論がどうだとか、なんだかんだで初対面でも15分ぐらいはやり取りが出来るようだが、漫才はそんなことあった試しがない。

頼むから、
・ボケかツッコミか、トリオなのか、はたまたプラン9みたいに大人数でやってたのか?
・ネタはどうやって書いていたのか?
・ライブではMCもやる方だったのか?
・大喜利ではツッコミもボケ側に回る方だったのか?
・チケ売りは難波の高島屋前だったのか、梅田のロフト前だったのか?
・出囃子はなんだったのか?
・出待ちの子たちにはどんな顔で接していたのか?
ぐらいは聞いてあげて欲しい。過去にやっていた人間であれば、必ず面白く返答してくれると思うが、
私に対しては間違っても期待を込めては聞かないでいただきたい。

そんなこんなで、昼に起き、何もせず深夜になっても、1ミリも後悔しないほどのダラダラさを持っているナガサキである為、
漫才をしていなかったら、ハナクソさは今よりも恐ろしく高かったはずである。
振り返ってみると、下記の5つの能力が磨かれ、なんとか社会でやっていけていることが分かった。

1.シナリオ構成力
漫才を始める前は、単純に漫才を眺めて楽しんでいた。
漫才をする側になると、それらの漫才がどのように作られているかを見るようになる。
例えば、中川家は「礼二さんが日常であった困った話をイチから説明しようとしているのを、剛さんが邪魔をする」と言う全体の流れになっていて、その大きな流れの中で、一個一個のボケをどう展開していくかが、各ネタ毎で違うという風になっている。
これはあらゆる物事に精通している気がして、そもそもの構造を見て、それがなぜそうなっているかを考えることで、模倣する力にも繋がっていく。
事象に対して、なぜそうで、どうなっているのか?を説明できるようになれば、次はそれらを自分ならどう構築するかを考え始められるようになった。

2.多角的視点
漫才の「かきくけこ」について、過去にこんな内容を書いた。

忘年会とか新年会での出し物は、こういうことしておくのが喜ばしいのではないかと思う話
http://ngk-nagakuma.com/archives/101

笑いは落差と裏切りが前提なので、みんなこっちを考えてるだろうなと思わせておいて、裏をつくというのが主となる。
ドラゴンフィッシュブローも、まずはボディにパンチを集めておかないと当たらない。なぜ今これに例えたのかは、残念ながら分からない。
とにかく、一つの事象を主観的・客観的にいろんな視点で考えることが恒常的に求められる。

3.スピーチ能力
滑舌とかもっと鍛えたりしないといけなかったんだろうけども、そもそも声張るとか、テンポ良く話すとか、できる限りわかりやすく話すとか、時間を気にするとか、その辺は必要に駆られてやっていた。
でも、やればやるほど課題は見えてくるので、出した答えは、「声張って、大げさに笑っておけば、最低限の責任は果たされる」というものであった。
これさえも知らなければ、今頃リビングデッドと化していたかもしれない。

4.度胸
無いけどね。そんなに無いけど、やっぱやってないよりは格段についたんだと思う。
最初、500人の会場とかだと何も出来なかったのが、何年かしたら、それなりにやれるようになって、おー、ちょっとはマシなったんやなと感じた時もあるけれど、今でも人前はえげつなく緊張するし、えげつなく汗もかく。

5.モテ力
これこそ無いけどね。無いけど、やっぱやってないよりは格段についたんだと思う。
ただのメガネかけてる細いバッタみたいなやつでも、舞台でスポットライト浴びてまぁまぁちゃんと笑かせてたりすると、ファンレターとか貰えるようにもなる。
マジでモテなかった訳なので、初めて貰った時には、うわ、なんじゃこれ、ほんまに貰えんのかいな、って感動しながら開けてみて、中に貼ってあった差し出してくれた子のプリクラ見て苦笑いするという、自分のクソさについては未だに忘れない。
でも、男女どちらに対してもモテる人は居て、そういう魅力があるってことは人生で最もと言っていいぐらい重要なことじゃないかと思う。

6.いや、6まであんのかい。5つのって言うてたやん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みたいなのが、僕が出来る限界の笑いです。

って、もうええわーって、どうもありがとうございました。

ほな

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