大阪育ちのナガサキが熊本ではたらくブログ

~東京生活を捨て、妻と子供と熊本へ移住をし、地方の可能性を発信する夢見がちな一般ピーポーの日々~

アシスト重ねるよりやっぱ一点決めたいっすよねって話

   

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当初5月2日に予定していたセミナーというか何と言うか、ちっちゃいしゃべり場
みたいなのが地震によって中止になった。
「最先端×めっちゃ面白い働き方が熊本にある」みたいなタイトルで、
熊本に移住してきた(嫁ターンであり、嫁ターンとは妻の実家が熊本と
言うパターン)関西人二人が、これまでのキャリアの先になぜ熊本を選択し、
今何をしようとしていて、それがなぜ面白いのかみたいなことを、
好き勝手にしゃべる場という企画であった。
僕以上のおしゃべり関西人であるS(スガノ)さんと共に話す予定であった。
しかしながら、ただ中止ってだけもなんかちょっと寂しいよねってことで、
急遽S(スガノ)さんの避難所での生活を中心に
(これは地震以降会えていなかった僕自身も聞きたかった話)、
そこで出会った若者達の漠然としたこれからどうして生きていったらいいの?的な
問いに答える場として、別日に開催することになった。

当日は10名程、20代中心に人が集まって、中学生も居た。
僕は聞かせて貰う側でありながらも、何となく雛段芸人ぽくトークの邪魔をしていた。
S(スガノ)さんは、ただ避難所で生活をするだけではなく、運営側に早くから参加する
スタンスであって、自身で考えた策を余すことなく避難所で発揮され、それが非常に
有益であったことが、避難所を機に知り合ったというボランティアの学生らの態度から
よく伝わった。

話の内容盛りだくさんだった訳ですけども、避難所の運営側にいたからこそ出来る話であって、
・そもそも避難所っていう言い方もっとなんか無いんかなとか、
・混乱が生じる原因めいたものに、自治会、行政、学校、ボランティアの4つの
グループが存在し、そこがうまく連携しない場合、致命的に終わってる運営になるとか、
・実はお坊さんのネットワークが凄過ぎて、震災直後から東北物資を一旦大阪で止めたりしながら、
その時その時の最短ルートでどこよりも早く物資が届いた時は、その土地土地で長い歴史のあるネットワークを活かすと、
とんでもない力になるんだと思い知ったとか、
・家庭科室を一家族で独占し、すこぶる快適な環境を手に入れていて、立ち退く気がない方になんて説明するかとか、
・全体運営の説明会を実施する時に、普通に避難者側に座っていた校長先生とか、
すごい人間模様がよく見えるし、剥き出し感がある内容だった。

で、やっぱり感じるのは自分の頭で考える力があるか無いかってこういう時に
顕著に出るなと言うことだった。
役割として、行政や学校はその場の運営を任される訳だけども、じゃあその人達に
その能力が備わってるかというのは、普段やってることと全然別問題ですよねと。
だから、受付を紙に記入していって(何百人分も)、その作業スピードが遅いとか、
後からの確認に全く機能してないとかが発生するし、誰もやらなければ
エクセルに移し替えられることも無いみたいなことになる。
前に会った別の方も、違う避難所で敗戦時の日本の指揮系統を彷彿とさせるような
めちゃくちゃな運営形態を見て、これから教育やっぱめっちゃ重要やなと猛烈な
課題意識が生まれたとおっしゃっていた。
これは行政の方々が悪いということでは無く、仕組みが出来上がってないことも
大きな要因だと思うので、この点ちきりんさんの言ってることはすごく分かりやすい。
防災省と広域行政が必要って話

でも、そんなことを最も言いたかった訳では無く、当日一番感じたのは、
S(スガノ)さんやっぱいいなと。
アシストが出来たかどうかは知らないけども、得点を決めたのは
S(菅野幸介)さんですなと。
サッカー経験者では無いので、雰囲気だけで言ってる訳ですけども、
役割があるとは言え、得点決める人がやっぱ一番凄いし、自分もやりたい訳です。
「最初からコラボ狙い、これ駄目ね」とこのフレーズを最近ある方と話している時に
教えて貰った。
自分自身も全力で取りに行ってる最中に、お、その部分繋がれるねはOKやけど、
ハナから繋がりにきましたはあかんと。
振り返ってみると、最近は、アシストしますんでみたいなん多くなってないか自分と、
めっちゃ刺さった訳です。
サッカー選手も最初はストライカーになるべく始まって紆余曲折を経て役割が決まり、
持ち場持ち場で踏ん張りながらも、それでも点取りにいくんだとなってるんだろうと
思う訳で、そこ忘れたらあかんなと。ええから、はよ点決めよ。

で、その日は復活し始めた夜の街へ繰り出し、久しぶりにヘベレケで徘徊していたら、
パルコの前に行列が出来ていて、聞いてみたらサマンサタバサがチャリティーで、
服とかバッグとか二個まで無料で進呈しますという恐ろしい企画をしていると言う。
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人生で1ミリの接点も持たないまま過ごすであったであろうブランドの急展開だったので、
あんまりよく分からないながら夜中の3時から並び、終わったのが昼12時頃。

空き時間がけっこーあり熊本城を見に行ったりする。
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良い天気で平和な空気が流れていたが、こちらはやはり復活まで相当時間が
かかりそうだった。

サマンサでカバンとジャケットを選び、支援も手伝い過ぎると相手の依存を生んでしまうし、
加減て難しいですよねみたいな話を半日前してたなとか思いながら、過剰な気もするアイテムを
良かれと思って持ち帰ってみたが、お前いま何時やと思ってんねん、おいこら的なムードは完全に
拭い去られることはなく、若干不穏な空気のまま、その日は眠りについていたら、
「おい、おまえ、起きろ、おい、立て、やっぱ座れ、おい、携帯だせ、おい」とヒョードルよりも冷酷無比な
尋問に寝起きで抗う術もなく、「おい、お前、これ誰や、おい、こら、おい」と酔っぱらって忘れていた
残骸達がどうやらあったようで、あとは言わずもがなであり、点決める云々よりディフェンス力上げないと
本気で死ぬんじゃないかなと恐怖すら覚え、しばらくは蟄居の身となり規律を重んじ規則正しい生活を送って参る
所存ではございますが、僕はいたって健康で、少しずつ戻ってきた街並みにも本気で感謝をしております。

ほな

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