大阪育ちのナガサキが熊本ではたらくブログ

~東京生活を捨て、妻と子供と熊本へ移住をし、地方の可能性を発信する夢見がちな一般ピーポーの日々~

【1998年の宇多田ヒカル】を読んで当時中二の自分から学んだ話

   

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完全にジャケ借り(図書館で)だった訳ですが、自分にとっては知らないこと多くて、単純に楽しかったです。

読んだ本5冊目:【1998年の宇多田ヒカル】著者:宇野維正
1998年は、自分自身中学校2年生で、まさしく中二病真っ只中な訳ですが、とにかく当時はHEY!HEY!HEY!を録画して、
ビデオのテープが擦り切れるまで、何度も何度も見返すと言う日々を送っていたことを覚えております。
そんな時、いとこのねぇちゃんが宇多田ヒカルは、イケていると年末の名古屋で教えてもらって(毎年帰省は名古屋だった)、自分ではなく弟がお年玉でAutomaticを買ってきていたことも覚えておる訳です。
そんな1998年、ちゃんと知らなかった訳ですが、
宇多田ヒカル、aiko、椎名林檎、浜崎あゆみ、kiroro、モー娘。(ASAYANめっさ見てた)、鈴木あみ、MISIAがデビューした年であり、日本史上最大にCDが売れた年だったとのこと。一年間で売れたCDの枚数は、4億5,717万枚で市場規模は5,878億円、CDを自ら買うことができる人数をざっくり2,000万人程度とすると、一人当たり一年間に三万円はCDを買うと言うそんな状況で、今はその当時の1/3程度になっているらしいでございます(配信サービスとか含めても)。

で、読んでてそうやったんやーと思ったことが、
・宇多田ヒカルデビュー曲のタイアップ番組が「ごきげんよう」と「笑う犬の生活」だったこと(なんか見境なし感)。
そのあと、タイアップとか回りくどいことせず、曲単品のCMをバンバン打つようになっていたこと(たしかに当時CDのCM自体が多かったような)。
・宇多田ヒカルと椎名林檎は、東芝EMIの同期デビューで、99年のEMIのイベントで、カーペンターズの「I Won’t Last a day without You」を突如一曲やるかのノリでデュエットしたところから、仲良くなっていたこと(youtubeで初めて聴きましたが、すげかったす)。
・椎名林檎は、昨今の日本の音楽シーンがさすがにこのままでは恥ずかしくないですかって言う危機感があって、そこを乗り越えていくために、宇多田ヒカルがもっと居てくれればなと思ったり、その恥ずかしい感じが東京オリンピックの演出に影響しないように日々当事者意識を持って、挑んでいること。
・宇多田ヒカルが第一線をいくアーティストとして、初めてインターネットで自身のメッセージをブログのような形で
発信をした人であること。
・aikoだけは、デビューした頃から完全に完成されてて、今もなおそれから変わらず第一線なので、最も傑物なのかもしれないという視点。
・浜崎あゆみの初ベストが、宇多田ヒカルのセカンドアルバムと同時発売だったのは、本人は知らなくて、えぇぇってなっていたこと。その変な確執を経て、Movin’on without youのカバーが凄まじくイケてたこと。

こうやって並べながら、当時どんなやったかなと思い返した訳ですが、なんだかんだ言って、まだまだモノ文化で発売日が同じCDのどちらを買うかをCD屋で悩んでた記憶があります。PUFFYを買うか、ELTを買うか、みたいなことを結構やってて、うわ、やっぱPUFFYにしたら良かったみたいなハズレも含めて、買ってみないと分かんないって言う、売る側にだいぶ有利なルールやったよなと、スーファミとかプレステのソフトもまだそんな感じありました。
だからこそ、元取る意識というか歌詞カードは穴空くぐらい眺めたし、買ってきた日の半日はひたすらリピートして、体の一部に取り込もうとしていた訳ですが、もうたぶん自分の子供とかそんなんせんやろなと思いますもんね。
ただ、こういう前提だからこそ余計に最近では「モノ」が持つエネルギーってやっぱあるよなと、本当に良い「モノ」が
なんなのかって言うのは、ちゃんと知りたくて欲しい「モノ」をもっと意図的に作ろうとしてたりします。
ほっといたら、別になんも欲しい「モノ」なんてないなーみたいになりがちなことが分かって、周りに聞いてみても、まぁ年齢もあるかもしれませんが、だいたい「いや、別にこれと言って欲しいモノなんて、実際もう無くない?」みたいなノリが主流で、これはあんまりいかんのではないかと。
かなり遅ればせながらですが、最近は良い「モノ」を探して、買ってみようという試みをし始めてます。昨日買ったサーロインステーキは1,000円ですが、めちゃめちゃ幸せな感じで、最近教えてもらった完全自然栽培のごぼう茶は一日の終わりに飲むと、なんか小さいことでウジウジしてんちゃうの自分みたいな、おおらかな気持ちにしてくれます。
情報によって、無駄打ちしなくてもいろんなものが吟味できるようになったからこそ、良い「モノ」おもっきり買いまくるしかないな、すぐに買えなくても、欲しい「モノ」リストにちゃんとストックしてかななと、中二の物欲と性へのあこがれが尋常じゃなかった自分を思い出し、性への部分だけが隠しきれずに明日を迎えるのだけは避けようと思います。

ほな

※youtubeのURL貼るので、ヒマがあれば。個人的には浜崎オススメです(めっさ久しぶりに聴いたし)。カバーのアルバム聴いた時も、浜崎と椎名林檎がずば抜けてた印象でした。
てか、こんなんもCD買わないと無理やったのになー。

I Won’t Last a day without You

二時間だけのバカンス

浜崎あゆみ / Movin’ on without you

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